引越し作業は思ったよりもやることが多く、特に意図していなかった急な引越しの場合は、何から手を付けていいのか分からないと思います。

引越しに慣れている人はそれほど多くないので、ここでは「引越しのやることリスト」をまとめました。ぜひご参考ください。

 

●転居届、印鑑登録の手続き
もし引越し先が違う県や市、すなわち違う自治体エリアになる場合は、事前に現在の役所へ「転出届」を提出しましょう。
これによって住民票を移すことができます。手続きが完了すると「転出証明書」がもらえます。
「転出証明書」は引越し先で必要になるので大事に保管しておきましょう。
また現在住所の役所に実印登録(印鑑登録)がある場合も、同時に廃止の手続きをしておくとスムーズです。

 

●国民健康保険の資格喪失届を出す
こちらも引越し先が違う県や市、違う自治体エリアになる場合になります。
今の役所へ行って「国民健康保険」の資格喪失手続きをしましょう。

 

●原動機付き自転車(125cc以下)の廃車申告
こちらも引越し先が違う県や市、違う自治体エリアになる場合で役所にて手続きをすることができます。
現在の市区町村役場でナンバープレートを返却する必要があります。そして『廃車証明書』をもらう手続きをしましょう。

 

●学校、幼稚園の転居手続き
公立の小中高へ通っていらっしゃる子供がいる場合、現在通っている学校にて「在学証明書」と「教科書給与証明書」を受け取りましょう。
この手続きは引越しが決まったタイミングで早めに行っておくと安心です。
また「児童手当」を引き継ぐために、役所にて『児童手当受給事由消滅届』を提出しましょう。

 

●ガス・水道・電気・電話・インターネットなどの解約手続き
電気・ガス・水道などのライフライン、電話やインターネットといった通信関係の解約をしましょう。
・電気 :契約中の電力会社へ連絡(電話・WEBサイトから可能)
・ガス :契約中のガス会社へ連絡(電話・WEBサイトから可能)
・水道 :現住所管轄の水道局へ連絡
・電話 :固定電話は契約中の電話会社へ連絡
・ネット:契約中の通信会社(プロバイダ)へ連絡(電話・WEBサイトから可能)

 

●火災保険・地震保険の手続き
火災や地震といった各種保険の解約手続きが必要なので、現在契約している保険会社へ連絡して引越しする旨を伝えましょう。

 

●銀行、保険などの住所変更
こちらは引越しした後に使わなくなる銀行口座がある場合は事前に銀行窓口へ行って解約手続きしましょう。
また生命保険などに加入している場合は、保険担当へ連絡して引越しする旨を伝えましょう。

 

●駐車場の解約手続き
駐車場込みの賃貸物件の場合は必要ないですが、別途月極で契約している方は大家さんもしくは管理会社へ連絡しましょう。
契約終了するタイミングについて確認しておきましょう。

 

●不用品・粗大ゴミの処分
粗大ゴミは自治体によって対応が異なります。事前に電話で確認するか、自治体パンフレットをみてみましょう。
引越しする前に不要な粗大ゴミは処分しておいたほうが、引越しがスムーズでしょう。

 

●引越し用の梱包資材の調達
見落としがちですが引越しに向けた段ボールなどの確保は早めに行っておきましょう。
引越し業者が決まった時点で段ボールを必要枚数を送ってもらう、もしくは届けてもらいましょう。

 

●引越しはがきの作成・郵送(友人や知人へ)
大切な友人や知人、仕事関係の人へ引越しはがきを作成して送りましょう。
今は手間いらずのネットサービスがあるので、比較的簡単に作成・郵送することができます。

 

以上となります。
引越しまでほとんど時間がない!という方でも、やることリストを整理しておけば、
計画的に手続きや作業を行えるのではないでしょうか?
ぜひご参考いただければ幸いです。